むし歯について☆ハッピースマイル歯科クリニック武蔵境
こんにちは
ハッピースマイル歯科クリニック武蔵境です。
今回は、むし歯についてお話します。
【むし歯とは?】
むし歯とは、口の中に住みついている細菌が食べ物や飲み物に含まれる糖質をエサ(代謝)にして作られる
「酸」によって歯が溶かされ、穴が開いてしまう疾患です。
【むし歯の原因】
むし歯は酸を作る「細菌(主にミュータンス菌)」、「酸に溶けやすい歯質」、
細菌のエサとなる「糖質」の3つの好ましくない条件が重なり、時間が経過することで発生します。
【むし歯の進行】
むし歯の主な原因菌であるミュータンス菌は、糖質をエサにしてネバネバした水に溶けにくい
「グルカン」という物質をつくり、歯の表面に付着します。
このグルカンは粘着性が強いので、多くの細菌がくっつきあい大きな塊に成長していきます。
これがプラーク(歯垢)です。また、プラーク中でミュータンス菌は砂糖を分解(代謝)して「酸」を作ります。
この酸によって、歯の表面のカルシウムが溶け出し(脱灰)やがてむし歯ができます。
①生まれたばかりの赤ちゃんの口には存在しない、
ミュータンス菌と呼ばれるむし歯の原因菌が保護者の口からお子さんの口に感染
②ミュータンス菌が、おやつやジュースなどに含まれている砂糖をエサにして
ネバネバしたグルカンをつくり、歯についてプラークになります。
③プラーク中の細菌が増殖しミュータンス菌が、さらに糖分をエサにして酸を作ります。
④酸によってエナメル質の表面からカルシウムやリンが溶け出し、進行していきます。
⑤歯に穴が開きむし歯となります。
次回、むし歯の症状についてお話します。
ハッピースマイル歯科クリニック武蔵境
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