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キシリトールについて☆ハッピースマイル歯科クリニック武蔵境 



こんにちは
ハッピースマイル歯科クリニック武蔵境です。


今日はキシリトールについてお話します。

【キシリトールとは】
キシリトールとは天然の代用甘味料です。
砂糖との大きな違いはむし歯菌が代謝できないため、むし歯の原因になりません。
また、甘みにより唾液の分泌が促進されるため、むし歯の進行を防ぎます。
さらにむし歯菌を弱める働きやプラーク(歯垢)を剝がれやすくする働きがあります。
このような働きをする代用甘味料はキシリトールだけです。


【キシリトールの応用方法】
高濃度キシリトール配合食品を1日3回、3ヵ月以上続ける必要があります。
摂取するタイミングが食事後や歯磨き後がおすすめです。
おこさまには間食や歯磨きのご褒美としてあげるといいでしょう。
キシリトールは歯磨きの後に食べても良い唯一の食品です。


【お子さんにも、保護者の方にもおすすめ】
むし歯菌は唾液を介して大人から子どもに感染します。特に歯の生え始め(生後7か月頃)から
3歳までの間は「感染の窓」といわれており、大人の食べかけのものを与えたり、
食事のフーフー冷ましたりすることは控えることが望まれます。むし歯菌の感染を予防
するためには、赤ちゃんと接触回数の多い大人は、歯が生えてくる少なくとも3ヵ月前から
キシリトールを積極的に摂取し、むし歯菌を減らしておくことが推奨されています。



【おすすめのキシリトール食品】
キシリトールは高濃度(50%以上)で含まれていることが必要です。

食品表示をよく確認する必要があります。必要摂取量は5~10gですので、
50%程度の場合1日7回ほど摂取しなければなりません。
歯科で取り扱っているような100%キシリトール食品であれば1日3回程度でいいのでお勧めです。



口腔内に長く滞在しているものが良いので、ガムかタブレットがおすすめです。
ガムを噛める年齢であればガムの方が唾液の分泌も促進されるので良いでしょう。
20~30分噛むと効果的です。


※キシリトールは過剰摂取により副作用として下痢を引き起こします。
特に小さなお子さまには与えすぎないように注意しましょう。





ハッピースマイル歯科クリニック武蔵境

0422-30-5248