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MI治療とは?ハッピースマイル歯科クリニック武蔵境 

こんにちは
ハッピースマイル歯科クリニック武蔵境です。


歯を削らない治療「MI治療」ってなに?

 【MI治療とは】
MI治療の‘MI‘とは、ミニマルインターベンション(Minimal Intervention)の略で、
直訳すると『最小の侵襲』最小の治療で最大の結果を出すこと。それは歯科治療において最も大事なことです。
最小の治療で最大の結果を出すには、早期発見が重要です。

それに伴って、経過観察・予防処置が可能となっているのです。
治療をすればするほど歯は傷んできてしまいます。治療をしなくてもいい歯はあります。

 

2002年にFDI宣言で世界中に配信されたむし歯治療の概念を要約すると

・むし歯は感染症である

・う窩を形成していないむし歯は経過観察を行い再石灰化に導く

・う窩を形成したむし歯は最小限の侵襲で治療を行う

・欠陥のある補綴物(かぶせ物)は予防的観点から積極的に修復を行う

 

 

【従来の治療】

従来までのむし歯治療は早期発見・早期治療が基本

小さな初期のむし歯を見つけると削り、銀やプラスチックの詰め物をする治療が行われていました。
ところが、そのような治療を行った結果、多くの方がむし歯がない健康な歯を維持できたかというと必ずしもそうではありません。
むしろ、むし歯を削り詰め物をしたことによって、歯の寿命が短くなってしまった方も少なくないでしょう。

 
歯を削り治療したことによって歯を失う代表例です。

 

 

【従来までのむし歯治療をした歯のライフサイクル】

従来の早期発見・早期治療が基本の治療をしていくと… 

6歳

大人の最初の歯は、6歳前後に生えてきますが、
生えて間もない歯はとても柔らかいのでむし歯になりやすく、むし歯予防が大切です。

 

 

6歳~

むし歯の早期発見・早期治療で小さな初期むし歯を削って銀やプラスチックの詰め物をします。

 

 

16歳~18歳前後

詰め物が取れたり、詰めた箇所からむし歯が再発したり
詰め物の周りが欠けたりして、再びむし歯治療で歯を削り、詰め物が大きくなります。

 

 

25歳前後

詰め物が再度取れたり、詰めた箇所からむし歯が再発したりして
再びむし歯の再治療で歯をさらに大きく削り、もっと大きな詰め物になります。

 

 

35歳前後

歯がしみたり、再度詰め物が取れたりで、神経を抜く治療になります。
そして歯を全体的に削ってかぶせ物になります。

 

 

45歳~

かぶせ物が取れて歯科医院へ行くともう治療ができず、抜歯になるといわれ、歯を失います。

 

 

これは、例ではありますが、一度削ると歯の寿命が短くなる傾向があることから、
痛みがある場合や削らないと治せないむし歯の場合を除き
最近はできるだけ歯を削らずにむし歯を治す方向に歯科治療技術も進んでいます。

 

当院では、SiroInspectやダイアグノデントなどを使用し
治療が必要なむし歯か、経過観察していくかを判断しています。
う窩(むし歯の穴)があり治療が必要な場合は、むし歯の状態をお話しし治療計画を立てていきます。

 

初期むし歯でう窩がない状態であれば、再石灰化していく可能性があるので、
その部位をお話しし、むし歯が進行しないようにケア方法をお伝えしています。

 気になることがあれば、歯科医師・歯科衛生士にご相談ください。

 

ハッピースマイル歯科クリニック武蔵境
0422-30-5248