こんにちは
ハッピースマイル歯科クリニック武蔵境です。


今回は、唾液検査についてのお話です。
唾液検査とは
唾液に含まれる成分や菌の数を調べることで、歯や歯ぐきの健康や口腔内の清掃度を知ることができる検査です。

測定できる項目

①歯の健康
●むし歯菌
むし歯菌が多いと、歯に歯垢(プラーク)が付きやすくなると言われています。
　
●酸性度(口腔内のpH)
唾液の酸性度が高い(唾液のpHが低い)と、口腔内の環境は酸性になり、歯質が溶けやすくなると言われています。
　
●緩衝能
唾液には、食事などにより酸性に傾いた口腔内を中性に戻す役割があります。
この働きが弱いと歯質が溶けやすいと言われています。

　　　　
②歯ぐきの健康　
●白血球
歯と歯ぐきの間に細菌が多いと、生体の防御作用により唾液中の白血球が増加することがあります。

●タンパク質　
口腔内の細菌や、歯と歯ぐきの間にある歯垢(プラーク)の影響により、唾液中のたんぱく質が多くなることがあります。

③口腔清掃度
●アンモニア　
口腔内の細菌が多いと、唾液中のアンモニアが多くなることがあり、口臭の原因になると言われています。


当院の検査は３ステップの検査で、患者様に負担感がなく実施していただけます！
１採取
吐出洗口水(3ml)を含み、口腔内全体にいき渡るように１０秒間洗口していただきます
２測定
洗口吐出液を試験紙に点着し、専用の機械で測定、わずか５分で結果が出ます
３結果
測定結果はお口の状態が一目でわかる結果シートをお渡しします