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お口の中にも老化がある!!?ハッピースマイル歯科クリニック武蔵境 


こんにちは
ハッピースマイル歯科クリニック武蔵境です。
今回は、お口の老化についてお話します。
お口が老化するの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
老化はお肌のしみやしわ、髪の毛の艶だけではありません。
実はお口の中にも起こり得ることなのです。






【お口の機能】
食べ物を噛む、砕く、飲み込む消化する…など、
口の中では私たちの体に必要な栄養を効率よく補給するために、重要な役割を担っています。
体に必要なエネルギーを補給する入り口として、
「お口の健康」はお口の中だけでなく、身体の健康にも繋がっています。
噛み砕く(咀嚼)機能や飲み込む(嚥下)機能といったお口の機能が低下すると、
食生活に支障をきたして十分な栄養が摂れなくなると低栄養のリスクが高まります。
低栄養は、筋肉量の減少による運動器症候群につながり、要介護のリスクを高めます。
お口がしっかりと機能していれば、胃に負担をかけずに消化ができ、
栄養補給がスムーズにに行われるだけでなく、
「噛む」という刺激が満腹中枢に働きかけて食欲をコントロールしたり、
脳神経を刺激して「脳の老化(認知症)の予防にも関係しています。
また、誤嚥性肺炎予防や心臓病、糖尿病の予防にもお口の中が関係していると言われています。
【唾液の機能】
お口が乾く・臭うなどの自覚症状がある場合唾液の分泌が不足している可能性があります。
唾液はお口の汚れを洗い流し、食べ物を消化を助け(アミラーゼ)
口内の粘膜を保湿したり、食べ物の滑りをよくし(ムチン)、
細菌感染から守り(リゾチーム)、さらに成長ホルモン(IGF-1)、
抗酸化酵素(ペルオキシターゼ)、抗炎症や免疫調整作用物質(ラクトフェリン)も含んでいます。
老化が進むと、口の筋肉が弱っていき、唾液の分泌が少なくなっていきます。
※老化だけでなく、お薬の副作用でも唾液の量が低下するものがあります。
そのため、自浄作用が低下し口臭や歯周病、むし歯のもとになってしまうのです。
【むし歯や歯周病との関係】
長年のお手入れ不足や加齢などによって歯が抜けてしまうと、
余計にお口の中の老化を促進する原因になります。
むし歯や歯周病で歯が抜けてしまうと、噛む能力が大きく低下します。
【舌との関係】
唾液の量が減ると舌炎が起こりやすくなります。
唾液が減る原因:お薬の副作用、ストレス、年齢的なもの、口呼吸などがあります。
その結果、舌が痛い、赤く腫れているなどの症状が出る場合があります。
舌炎が続くと味を感じるのに必要な味蕾が委縮して、
味覚機能が低下します。その結果、食欲も落ちてしまいます。
【お口の老化セルフチェック】
・口の中が乾く
・食べ物が飲み込みづらい
・緊張やストレスが多い
・歯肉から血が出る
・歯肉が赤くやわらかい
・口の中がネバネバする
・歯の間に食べ物が詰まりやすい
・舌が白っぽい
・口臭が気になる
・口内炎ができやすい
いかがでしょう?当てはまるものがありますか?
年齢を重ねるにつれてお口の悩みが増えていきやすいですが、
普段の歯磨きを丁寧に行い、歯科医院での定期検診を行うことで予防・改善できることはあります。
気になることがあれば、歯科医師・歯科衛生士にご相談ください。


ハッピースマイル歯科クリニック武蔵境
0422-30-5248