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フッ素について☆ハッピースマイル歯科クリニック武蔵境 


こんにちは
ハッピースマイル歯科クリニック武蔵境です。

今回はフッ素についてお話します。



【フッ素(フッ化物)とは】
フッ素(F)は私たちの身近な自然界にある元素のひとつで、
お茶や魚介類など多くの食品に含まれています。
フッ素はむし歯の予防に欠かせないだけでなく、
丈夫な歯や骨をつくるためにも大切な役割を果たしています。


【フッ素の必要性】
フッ素を利用することでむし歯の発生を防ぐことができます。


むし歯予防の3つの作用

・再石灰化の促進
 歯から溶け出したカルシウムやリンの再沈着を促進します。

・歯質の強化
 歯の質を強くして、酸に溶けにくい歯にします。

・細菌の酸産生抑制
 歯ブラシで落としきれなかったプラーク(歯垢)中に潜んでいるむし歯原因菌の働きを弱め、
 酸が作られるのを抑えます。


【フッ素の利用方法】
フッ素の利用方法には3つあります。
1.フッ素配合の歯みがき剤
歯磨きのたびに使用すると、磨いている間の効果に加え、歯磨きの後で
口の中の歯や粘膜に残ったフッ素が少しずつ唾液にまざり効果を発揮し続けます。
むし歯予防の効果を高めるには、長い時間フッ素が口の中にとどまっていることが大切です。
歯みがき剤の使用量や磨き終わった後のうがいの方法にも気をつけましょう。

〈1.使用方法〉
①歯みがき剤の量は成人の場合1~2㎝(約1g)程度にする
②歯磨きの後のうがいは1回程度にする(5~15mlの水で5秒程度行う)


※フッ素濃度1,000~1,500ppmの歯みがき剤は6歳未満の子どもには使用を控えましょう。

〈2.使用手順〉
1回のはみがきでフッ素を口の中に残す






2回でみがく方法(ダブルブラッシング法)
※最初にしっかりとうがいしたい方に適した方法
1回目は歯磨き剤wおつけてもつけなくてもよいので、十分に磨いてから十分にうがいをする。
2回目はフッ素配合歯磨き剤をつけて全部の歯に延ばすようにつけて、1回吐き出し、1回だけうがいをする。


2.フッ素洗口
4歳以上からフッ素洗口液でブクブクうがいをする方法です。
1日1回または1週間に1回の利用法があります。
家庭や幼稚園・保育園では1日1回、小・中学校では1週間に1回がすすめられています。
継続して使用することで予防効果が高まります。

3.フッ素塗布
歯科医院などでフッ素を歯に直接塗る方法です。
年に数回塗布します。生えたての歯は歯の質が弱い(未完成)ので、特に効果的です。
1歳半頃から行うことができます。

4.フッ素応用のポイント・注意事項
・毎日の歯みがき時にはフッ素配合歯磨き剤を使用し、
 口の中に少量のフッ素が残るように歯磨き剤の使用量、うがいの仕方に注意しましょう。
・年齢に合わせて実施する方法や使用する商品を選びましょう。


ハッピースマイル歯科クリニック武蔵境
0422-30-5248