10代20代に多い歯周炎!ハッピースマイル歯科クリニック武蔵境
こんにちは
ハッピースマイル歯科クリニック武蔵境です。
今回は、10代20代にみられる侵襲性歯周炎について詳しくお話します。
歯周病は年齢が高くなるとなるんじゃないの?と
思っている方も多いかもしれません。
確かに、日本では30代以上になると5人に4人がなる病気と言われています。
歯周病にもいくつかパターンがありますが、今回は【侵襲性歯周炎】についてお話します。
【侵襲性歯周炎とは?】
侵襲性歯周炎とは、主に若い人に多く見られる歯周病です。
そのため、以前は若年性歯周炎とも呼ばれていました。
【侵襲性歯周炎の特徴】
①若い人に多く見られる
一般的に歯周病は年齢が高くなればなるほど、リスクが高まります。
年齢が上がるにつれて症状も進行しやすくなります。
しかし、侵襲性歯周炎は、10代、20代の若い世代に見られることが多いです。
②歯周病が急激に進行する
一般的な歯周病は歯周病菌の出す毒素によって、ゆっくりと歯を支えている周りの組織が破壊されていきます。
しかし、侵襲性歯周炎の場合は、速いスピードで破壊されていきます。歯周病が急速に進んでいきます。
③治療が難しい
一般的な歯周病治療は、歯肉の状態を検査してから、歯の中に潜んでいる歯石を除去していく治療をします。
それによって、歯周病の進行を抑えられることが多いですが、
侵襲性歯周炎は治療しても一般的な歯周病治療のような効果が得られにくいことが多いです。
④前歯や6番目の歯のあたりに起こりやすい
一般的な歯周病は水平的に進行します。つまり全体的に歯を支えている歯槽骨が下がります。
しかし侵襲性歯周炎は垂直的に歯槽骨が下がります。
特に前歯や6番目の奥歯あたりの骨が破壊されることが多いです。
⑤家族にも同じように
侵襲性歯周炎は遺伝的要因が大きいと言われています。
侵襲性歯周炎は、一般的な歯周病治療よりも治療が難しく、なかなか治りにくいのが特徴です。
歯科医院、そしてご自宅でのケアを同時に行っていくことで進行を食い止めていきます。
侵襲性歯周炎治療のポイントは早期に始めることです。
若いからといって過信することなく、歯ぐきが腫れたり、出血がある場合は必ず歯科医院で一度検査してもらいましょう。
当院では、歯周病検査、クリーニングは保険適応の治療で行っています。
少しでも気になることがあれば一度歯科医院を受診してみてくださいね。
ハッピースマイル歯科クリニック武蔵境
0422-30-5248