Information新着情報

むし歯があると宇宙飛行士にはなれない??ハッピースマイル歯科クリニック武蔵境 

こんにちは!
ハッピースマイル歯科クリニック武蔵境です。

皆さんは、むし歯があると宇宙飛行士になれないという話をきいたことがありますか??




実は、むし歯があっても治療していれば問題はなく、歯に詰め物があっても大丈夫なのです!
宇宙飛行士は打ち上げの前に、外れそうになっている詰め物はないか、飛行中に悪化しそうな歯はないか、
歯科医師に検診を受けます。

そして、むし歯があった場合、歯の治療を受けなくてはならないのには理由があります。
宇宙船外で活動する際、宇宙服の中は約0.3気圧に減圧されています。
宇宙飛行士はその減圧環境で作業をするため
むし歯が進行して歯に空洞ができていると
周囲の減圧に従って空洞の中の空気が膨張し、歯を内側から圧迫するため痛みが生じる場合があります。
やがて、空洞の中の空気は詰め物などの隙間から抜け、周囲の圧力(0.3気圧)と同じになります。

宇宙船外の活動を終え、1気圧の宇宙船内に戻ると
むし歯でできた空洞の中は約0.3気圧に減圧されているため、むし歯が押し込められるような痛みが生じる場合があります。
やがて、詰め物などの隙間から空気が入り込み、空洞の中の気圧は周囲の圧力(1気圧)と同じになります。

このように気圧差が異なる環境で作業をするときに、生体の密閉空間は思はぬ症状を引き起こすことがあるのです。

私たちの生活でも同じような体験をする可能性があるのが、飛行機や登山などです。
気圧の変化でむし歯や治療中の歯が痛むこともあるので、しっかり治療を終えてから出発した方が安心ですね!



ハッピースマイル歯科クリニック武蔵境

0422-30-5248